アプリケーション内容


 デジタル列車無線システムは、従来の音声通話のみならず、データ通信も可能であり、従来の音声・紙で行っていた通告などを運転台上のモニターへデータ送信し通告することも可能になった。また車掌への案内支援を目的とした「車掌用ATOS」も導入されている。

システム名称 内容
通告伝達 運転整理通告  ダイヤ乱れなどによる折り返し変更などの通告を指す。沿線の気象データなどを基にATOS・非ATOS区間両者共に当該区間を走る予定の列車に通告を自動で作成し行う。車上側では通告受領確認を求められ、確認をしない場合はデータの再送・指令台への警告が出る。
運転規制通告  風雨などの自然災害などで規制値以上になった場合などに速度規制などを行う通告。以下運転整理通告と同じ。
指令情報 *見たことがないので分かりませんorz*
車掌用ATOS 接続列車モニタ  駅を選択すると、線区別に、その駅を発車する列車の列車番号・行き先、発車時刻、遅延時間、発車番線、現在地などが表示される。
駅列車在線モニタ  自線区を走っている列車の現在位置を表示する。赤地白文字の場合には基本は白文字で列車番号と遅延時間が表示される。但し、1分以上の遅延では黄文字に変わり、抑止となると赤地白文字になる。多線区の列車は見れない。
運行把握モニタ  首都圏ATOS線区内の列車の運行情報一覧を表示。線区別で最大遅延している列車の遅延時間、列車番号、遅延列車本数などが表示される。
運行情報システム  車内LCD/LED等による旅客向けの運行情報案内。内容は、路線・区間・方向・原因・状況である。
車両故障 車両故障管理  車両故障の情報を司令所にデータ送信できる。これにより指令側の状況把握をより的確な指示が行えるようになり、遅延時間の短縮に貢献できるものと思われる。
列車情報  列車情報では、全線区の列車情報を管理するため、また通告伝達システム等アプリケーションを活用する際現在の列車位置・情報をリアルタイムで指令で管理する必要がある。そこで列車情報収集システムを用い、一定周期ごとに列車情報を司令所に送信することで迅速且つ確実な通告を出来るようにしている。
 なおATOS区間においては、通告システムなどはATOSシステムの情報から作成している。


〜参考文献〜
・2006年電子情報通信学会総合大会
 B-5-10 在来線デジタル列車無線システムの移動局装置について
  〜システム切替を考慮した移動局装置〜
>電子情報通信学会総合大会講演論文集 2006年_通信(1), 362,
  2006-03-08(社団法人電子情報通信学会)

・2008年電子情報通信学会ソサイエティ大会
 B-5-45 在来線デジタル列車無線を使用したアプリケーションシステムについて(5)
  〜非ATOS区間通告伝達システムの概要〜
 B-5-46 在来線デジタル列車無線を使用したアプリケーションシステムについて(6)
  〜列車位置情報の収集方式について〜
>電子情報通信学会ソサイエティ大会講演論文集 2008年_通信(1), 358-359,
  2008-09-02 (社団法人電子情報通信学会)

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